生体触媒化学研究会

The Society of Biocatalysis Japan

SBJについて

生体触媒化学研究会発足のご挨拶

初代まとめ役:太田博道

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20世紀の夜明けと時を同じくして、酵母の無細胞抽出液でワインの発酵が起こることが立証され、生命現象は有機化学の言葉で語られ始めた。そして今、20世紀が暮れ21世紀が明けようとするとき、有機化学はそれ自身の中に生物機能を取り込んで、新しい顔を持とうとしている。それは人類の存続が環境との調和を抜きに展望し得なくなった時代の切実な要請でもある。私達は今、この2つの面からの期待に応えるべく、ここに生体触媒化学研究会を発足させたいと思う。 有機化学と生命科学の協同作業で効率の良い物質生産の手段を開拓することは、その 時期の内部的熟成だけでなく、「地球環境」の保全という人類共通の課題の面からの 要求でもある。生体触媒は最終的には太陽と水に依存する renewable な資源であり 、その反応条件は基本的に地球環境そのものである。仮に、生産プロセスそのものだ けを比較したときのは、反応時間や物質濃度の点で現存プロセスに後れをとるかに見 えても、それだけで短絡的判断をしてはならない。今や、down stream processing のもっと先の廃棄、回収、環境への影響まで考慮に入れた「total cost concept 」の重要性を認識しなければならない。この観点から、バイオプロセスによる物質合成、物質生産の重要性は、必ずや大きくなるであろう。 本研究領域に興味のある方がふるって参加して有意義な集まりにしようではないか。


生体触媒化学研究会ついて

Group Biocatalyst Chemistry Japanは,生体触媒を利用する有機合成の会のメンバーを中心になって’97年1月21日に発足しました。生体触媒化学に関するニュースを掲載。ニュース,トピックスなど各種のコーナーを設け,国内外の生体触媒化学関連情報を提供しています。

この分野に興味のある方はふるって参加ください。希望者には情報提供を電子メールサービスで行う予定で準備しています。